ヒザの痛みをゴルフダイエットで改善できる?

カイロプラクティック開業して22年、姿勢矯正師の鈴木です。
今回は、こんな質問をいただきました。

40代、ゴルフ暦1年の質問者さんより

質問:友人とほぼ同時にゴルフを始めました。

最近気になるのが、いっしょにはじめた友人なんですが、年齢もほぼ同じ40代で、専業主婦、日常の生活もランチしたり、一緒にお出かけしたりしています。特に他に特別なことをしているとも聞いていないのに、彼女だけ見た目わかるほど痩せてきました。

彼女は、ゴルフをはじめてから少しずつ痩せ始めてきたといっています。私自身はといえば、出産後から脂肪がつきはじめ、落ちるどころか付くばかりで、まさに典型的な中年主婦の代表です。

こどもを産んでからずっと、ヒザの痛みがあり、ダイエットすればヒザも改善できるのでは?とも思っています。

これからゴルフを続けていけば、私も友人のように痩せていけますか。また、ゴルフで痩せる根拠はありますか。

 

回答:ゴルフは、ダイエットに適しているスポーツです!

スポーツに限らず、身体を動かすことは筋肉や関節を使っていることなので、当然脂肪燃焼を促すことに役立ち、ダイエットに繋がるといえます。

必ずとは言えないものの、体重が減ればヒザの痛みを軽減できることもあります。
(体重が増えたとき、ヒザに痛みが出る方は多くいらっしゃいます。)

では、ゴルフがどのようにダイエットに繋がるのかというと、

総合的にみると、1ラウンドで約7~8キロを歩きます。カートに乗ることを鑑みてもおそらく、1万5000歩は歩くでしょうね。それだけでもかなり、カロリーを消費するし、起伏のあるコースを回ることで、足腰にもたくさん刺激があります。

少し細かく説明しますね。

ひとことで、ダイエットといっても、どこをどう落として痩せるのか、具体的に意識していかないと正しいダイエットはできません。

ゴルフで使う筋肉は、ふくらはぎ、太もも、骨盤、背筋、腹筋、腕、肩の周りの筋肉といろいろ動かすところが多いです。よって、燃焼作用も働きやすくなり結果、シェープアップに繋がります。

ふくらはぎ、太ももは、歩く走るという行為で鍛えられます。ゴルフのスイングの動きも同様に使われます。

平坦ではないところを歩けば、おもに上りでは太ももの前側、下りでは太ももの裏側、内側の筋肉を使います。腕や肩のシェープアップはスイングで可能です。

何れのの動きも、正しい姿勢が前提になります。悪い姿勢のままトレーニングやダイエットをおこなっても、効果が出ないばかりか、別の筋肉を使ってしまいかえって脂肪を落としにくくなっているケースもあります。

ゴルフがうまくなるにつれて、どんどん見た目のエープアップやダイエットができるのですから、ゴルフって素敵ですよね。

 

最初のステップ:カートは乗らず、できるだけ歩きましょう!

ただ歩くだけでは、本当の姿勢矯正やダイエットに繋がりません。正しい立ち方、座り方があるように、正しい歩き方もあります。どこを意識して歩くか!それが結構大事なんですよ。

 

 

 

 

プロフィール

 


 

カイロプラクティック開業して22年。姿勢矯正師の鈴木です。
今回はこんな質問をいただきました。

50代、ゴルフ暦35年です。

今回は、自分のことを皆さんに知っていただきたいので、ご挨拶させていただきます。

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まず、このブログを立ち上げた経緯についてお話します。

もともとは、姿勢矯正師として健康や美容に関心のある人たち向けのカイロプラクティック理論を軸に、痛みや体型変化を気にする男性や女性、時には子供にその他のその人に合ったやり方で施術院を営んでいます。 

通院していただいている患者さんは、10代から80代と幅広くご来店されます。

中心は、30~60代の6:4くらいの比率で女性がやや多い感じですね。自分もゴルフ暦が長いこともあり、患者さんもゴルフをされる方や他のスポーツをされている方々も多くいらっしゃいます。

 

スポーツをされる方たちの求めているものは、楽しく歳をとってからでも永く続けられることを望まれています。

楽しく永く続けるには、痛みが無く、スムーズに身体が動くことが必要です。そんな声を聞いているうちに、そんな悩みを持つ人たちが自分のところにご来店いただいている人だけではないと思い、全国の人たちにも知ってもらえるように、まずはゴルフで使う骨格、筋肉にかかわる姿勢を取り上げてみました。

こんな感じでブログを書いていきたいと思います。

 

実際に姿勢を意識してストレッチや筋トレをおこなったことで、

・肩がスムーズに回せて、飛距離が平均10ヤードほど伸びた。

・プレー中やプレー後の腰痛が軽減した。

・パターをまっすぐ引けるようになった。

・腕だけではなく、身体を使ってスイングできるようになって、スライスやフックが出  

 にくくなった。

など、良い結果に繋がっているという声を、たくさんいただいています。

 

姿勢の重要性について、実際にプロのアスリートたちがどうなのかというと、自分もプロゴルファーのトーナメントを時々観にいきますが、やはり一流のプロは良いスイングを生むために正しく体幹を使っています。正しいスイングとか、素人の自分が言うのもおこがましいし話です。ですからゴルフの技術はその道の専門家から学んでください。姿勢矯正師としてお話しするのは、あくまでも、機能を最大限に上げられる、故障しないように続けられるという趣旨からのものですので・・・

プロゴルファーの姿勢の話に戻りますが、最近の女子プロゴルファーは、黄金世代といわれる20歳前後の若いゴルファーの台頭が目立ちます。渋野日向子や畑岡奈紗だけでなく同世代が日替わりヒーローになるなど、世代交代を思わせる感じもありますね。

容姿もアイドルにも負けないほどの顔やスタイルをしています。それでも技術面や飛距離でも全然負けていません。あんな華奢な身体でなぜ飛ばせるんだろうと思う、お父さんたちも多いことでしょう。

道具(ギア)の進歩も大きいのですが、もっと大きな違いは科学的なトレーニングを取り入れているためです。

その代表的なものが、体幹強化トレーニングです。多くのトップアスリートはそれを行っています。女子プロに限らず、男子プロでも石川遼や今平周吾も決して身体が大きいわけではないですよね。

結論から言えば、姿勢を良くすれば(体幹を意識)思わぬ効果を出せるという見本みたいなものですね。

 

 

 

野球経験があり右肘のケガ持ちで、ゴルフは上手くなれますか?

 


 

カイロプラクティック開業して22年、姿勢矯正師の鈴木です。
今回は、こんな質問をいただきました。

30代・ゴルフ初心者の質問者さんより

質問:学生時代から、野球をずっとしてきました。仕事上の付き合いでゴルフを始めることになりました。体力や腕力には自信もあるし、打って飛ばすスポーツだから同じように簡単だと思っていました。

 

実際、始めてみたら飛距離はドライバーで280ヤードくらいは飛ぶのですが、まっすぐ飛びません。だいたいスライスをします。

野球の現役時代は、ずっと肘を痛めながらプレイしていました。
今後、ゴルフのトレーニング量を増やしたいものの、また肘のケガが再発するのでは?と不安があります。

また野球をしていたせいで、筋肉が偏って付いてしまっているのでしょうか。姿勢を正せばもっと安定しますか。

 

回答:ゴルフに必要な筋肉を正しくつけるために、姿勢調整をしましょう。

お察しのとおり、野球をするための筋肉がゴルフスイングの妨げになっているのだと思います。

肘のケガについては、心配ありません。
野球の肘の使い方と、ゴルフの肘の使い方は、まったく別です。

自分も学生時代は野球をやっていたので、はじめは質問者さんと同じ悩みがありましたね。質問者さんは、ポジションはどこを守っていましたか。ご存知 でしょうが、投手と野手では筋肉のつけ方、(付き方)が違います。

投手は、投げることが主な仕事になるため肩甲骨の可動域を広げて、背筋を使い大きな腕の振りができるように鍛えます。

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一方、野手は守ることも大事なんですがやはり打撃力が重要ですね。パワーでボールを遠くまで飛ばすための筋肉が必要です。肩周りや、下半身お尻や太ももを鍛えます。

野球経験者でも、投手の方が比較的ゴルフに適した筋肉をもっています。

質問者さんが投手経験者でしたら、正しい姿勢を覚えればすぐにうまくなると思います

もし野手経験者でしたら、まず肩周りの筋肉バランスを整えるか、肩甲骨の柔軟性を上げるようなストレッチをすることをお勧めします。肩周りの筋肉を鍛えすぎて大きな筋肉にしてしまうと、筋肉が関節の可動域を減少させてしまう原因になります。結果肩が回らずに腕っ節だけで飛ばそうとしますので、クラブのフェースコントロールが難しかったり、アウトサイドからクラブが降りてきて、いわゆるカット打ちになるのでスライスします。

肩関節、肩甲骨の可動域を増やすには、大きく偏った筋肉は邪魔になってしまうだけのケースもあります。関節の可動域を広げるためには、負荷を少なめにしてゆっくりと最密位まで肩を回ししばらく止める。それを毎日繰り返し行ってください。

 

 

最初のステップ:寝る前の3分間ストレッチで可動域アップ!

ベッドでも布団の上でも簡単にできます。まず、用意していただきたいのが、直径10センチ程度の硬めの円筒状の枕やクッションを使います。

調度いいものをなかなか見つけられないので、簡単に作れる運動枕の作り方を教えますね。

用意するもの:普通サイズのバスタオル1枚

       サランラップの芯(直径2~3センチの硬いものなら何でも可)

       荷造り用のひも(麻ひもや腰紐でも丈夫ならば可)

  まず、バスタオルの幅の長い側、短い側をともに半分に折ります。

     用意した芯に折り曲げたバスタオルをきつめに巻きつけます。

     丈夫な紐でしっかりと、硬い棒になるように巻きつけてください。

     出来上がりが直径7~10センチくらいなります。

 

それでは、ストレッチをはじめましょう!

     1、仰向けに両足を伸ばして寝てください。

     2、はじめは、お尻の下に枕をいれます。

        膝を曲げて、左右に20回倒してください。

     3、枕を腰の位置にずらします。

        再度、膝を伸ばし、そのまま背伸びをします。(5回)

     4、枕を胃の真後ろ辺りにずらします。

        3と同じ運動をします。(5回)

     5、枕を肩甲骨の位置にずらします。

        3,4と同じ運動をします。(5回)

     6、枕を肩の位置にずらします。

        背伸びをしたら、手の甲がベッドに付くように足を伸ばしたままお尻

        を浮かせてください。

        目いっぱい伸びたら、ゆっくりお尻を下ろしていきます。

 

このストレッチを毎日行ってください。大事なことは、ゆっくりと勢いをつけないで可動の最密位まで伸ばすことです。

腕や手の甲が床に付かなくても、あきらめずに毎日5ミリでも1センチでも可動域が広がるようにしましょう。  

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルニアのせいかパターが苦手に。腰痛の予防・改善はできる?

 


 

カイロプラクティック開業して22年。姿勢矯正師の鈴木です。今回はこんな質問をいただきました。

60代・ゴルフ暦30年の質問者さんより

質問:キャリアが長いこともあって、ハンディキャップもオフィシャルで13までいただきましたが、今になって思うことは、もう少しパターがうまければシングルプレーヤーだったのではと考えます。

さすがにこの歳ですので、もうがんばる気力もありません。
それに最近、病院で腰がヘルニアと診断されました。
パターのときも、腰痛が気になることが増えてきたように感じます。

このサイトで何かと姿勢が関係するようなので、パッティングもそういうことあるのかと、これからのプレーの参考にしようと伺いました。

回答:ひと言でいえば、大いに関係します

パッティングに関しては、お悩みの方も非常に多いと思います。ただ真っ直ぐ打つだけなら練習あるのみなのでしょうが、実際のグリーンは、芝目、傾斜、早さ等いろいろな要因がかさなります。

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その辺のことに関しては、レッスンプロや上級者に教えを請うことをお勧めします。

では、姿勢矯正師がなぜ姿勢が関係するというか?

身体にゆがみがあれば、関節の動きや筋肉の伸縮がスムーズにいきません。パターのような小さな動きだから、あまり影響しないと思いがちです。

実は、それは大きな間違いなのです。たとえば、真っ直ぐ立っているつもりでも右肩と左肩の高さが違う人がパターをします。振り子のようにテイクバックとフォロースルーをしたつもりでも、頭が動いたときと同じように短いクラブであっても、ダフッたりトップしたりします。

また、右肩が左肩よりも前に出ている人は、真っ直ぐ打っているつもりでも、回旋という動きが入ってしまいますので、フェースがかぶって左に引っ掛けたりと、逆の人は開いて押し出す感じですね。

ヘルニアについては、60台ともなれば多くの方が悩んでいらっしゃいます。
パターのとき、ボールを拾うときなど、腰に痛みを感じられることと思われます。
この腰痛も体幹をきたえることで、改善や予防に役立ちますよ。

技術的な面では、先に話したように頭の動きや目を放すことを指摘されます。実はそれも、もともとからだの歪みで、自分の意識と違う動きになってしまっているのです。

 

 

 

 

 

腰椎椎間板ヘルニでゴルフをやっても大丈夫?カイロの見地から

カイロプラクティック開業して22年、姿勢矯正師の鈴木です。
今回は、こんな質問をいただきました。

50代・ゴルフ暦15年の質問者さんより

質問:15年ほどゴルフをしています。2~3年前から腰痛が気になりだして、医師を受診したら椎間板ヘルニアと診断されました。医師からはしばらくの間ゴルフ禁止令を出されました。

自分としては、常に痛いわけでもないので続けていきたいのですが、やらないほうが良いのでしょうか。

 

回答:ご自身の痛みの度合いや状態を常に理解して、無理をしないように気をつけてください。

まずはじめに、姿勢矯正師(カイロプラクター)としては、整形外科の診断、処方の禁忌事項として、椎間板ヘルニアの人の過度の運動という項目があります。当然、ゴルフもそれに該当します。

これだけ聞けば、やっぱり医師の言うとおり、やってはダメなんだと思いますよね。

しかし、近年の医学や医療の進歩でいろいろな治療法も変わってきています。これにより、腰痛疾患の患者さんも少しは運動をして筋肉を鍛えることの必要性が安静にして痛みが治まるのを待つ治療法よりも有効且つ効果的と判断されることも多くなっています

姿勢矯正師の立場からは、決してゴルフをやっても大丈夫とは言えませんので、あしからず・・・

 

では、今回の相談者さんが、こちらにご相談いただいた意味がなくなってしまいますので、ここからは前向きに考えられるご提案です。

それでは、まず椎間板ヘルニアについて少しお話します。症状は、腰部の痛みや下肢のしびれ等です。メカニズムは、腰椎(腰の骨)下部に強い圧迫が加わると骨と骨の間の椎間板部が椎間から外に飛び出し、神経に障ります。それにより痛みや痺れがでます。

一度外に飛び出た椎間板は自然に元に戻ることはありませんので、手術で神経に障った部位を取り除きます。いいかえれば、手術しない限りヘルニアという状態は治癒しないのです。安静にしていても、決して治ったわけではないのです。

休んでいる間に、腰の周りの筋肉は落ちて弱くなってしまいます。そしてまた痛みを発症してしまうのです。ですから、休んでいてもヘルニアはよくなるものではないのです

 

大事なことは、ゴルフをしても腰が痛くならなければ良いわけですよね。それには、腰の筋肉を鍛えることはもとより、まず疾患部位に負担がかからない状態を作ることです。ヘルニアの場合、沿った姿勢を作ることで痛みを発症します。その沿ったときに部位に負担をかけないようにすれば、たとえゴルフのスイングやアドレスをしても決して痛みが出たりしないのです。

 

日頃できる対処法:普段から正しい立ち方や座り方を心掛けましょう

常に姿勢のチェックをするようにしてください。

チェックポイントを意識して、鏡があれば自分の姿を映し確認します。腰に意識を集中するのではなく、むしろお腹(腹筋)に力を入れるイメージです。

日頃からそれを実践することで、正しい背骨のカーブがつくられ、椎間板にも負担が少なくなるのです。

 

根本的な対処法:こういう特徴のあるカイロプラクティックに診てもらってください

私の店舗でなくてもいいので、次のような特徴のあるカイロプラクティックで、一度診てもらってください。

現状維持ではなく、改善にむけて進められるかもしれません。

 

 

 

 

Q6レッスンプロに「あなたは身体が硬い」と言われました。どうしたらいいですか。

カイロプラクティック開業して22年、姿勢矯正師の鈴木です。
今回は、こんな質問をいただきました。

40代・ゴルフ暦10年の質問者さんより

質問:ゴルフレッスンを受けるようになって1年半になります。平均スコアは93です。

コンスタントに90を切れるようになりたいのですが、壁にぶち当たっています。

先日、レッスンを受けているプロの先生に、肩が回っていない、入らないから飛距離も出ないし、方向も安定しない。身体が硬いからだといわれました。

柔らかくするよい方法はありますか?

 

回答:関節の可動域を広げる努力をしましょう。

一般に身体が硬いと言うのは、筋肉が思うように伸び縮みできなくて、身体の曲げ伸ばしできない状態をイメージされると思います。

質問者さんも、たぶんテイクバックのとき肩が入らないことを指摘されたのですね。

ご存知のとおり、肩が入らないから身体を回そうとして腰も一緒に回ってしまいます。腰が一緒に回ってしまうと、身体のタメがつくれないためパワーがボールに伝わりません。経験者の方でしたら上手にタイミングを合わせて真っ直ぐには打てるでしょうが、生きたボールを打つことは難しいでしょう。

体幹を鍛えることの重要性を特にいう昨今ですが、体幹を鍛えて体の軸をつくることで強い力を生みますが、身体の幹になる筋肉も、骨自体がゆがんでいたら偏った鍛え方になってしまうのです。

関節の可動域を広げることは、あまり聞きなれないことかもしれませんが、実際にはそれほどむずかしくありません。皆さんの意識が、ストレッチ等で筋肉を鍛えることに集中しているからです。言い換えれば、偏って筋肉を鍛えてしまえば正しいスイングをすることも当然できません。

身体が硬いというのも、ただ硬い訳ではなく、必要な方向に動きが悪いこと硬いというイメージで思い込んでいます。

これって以外に知られていないことなんですよ。ゆがみのない、正しい骨格からは、前後左右、均等な可動域が生まれそれにより無駄のない最大限の筋肉の作用が生まれるのです。まさしくそれが本当の意味の体幹なのです。

最初のステップ:自分の肩関節の最高値を知りましょう。

関節の可動域といっても、どれくらい実際に動かせるものなのかわからない人も多いと思います。目安は、肩甲骨の動きです。

・まず、仰向けに寝ます

・直径7~10cmの円筒形ポールを用意してください。

・肩甲骨上部から肩の辺にポールを入れます

・そのまま両腕を伸ばしたまま、耳につけるように広げずまっすぐ挙げていきます

・40代の正常な可動域ならば、肘から二の腕くらいまでは床につけられるはずです

・身体が硬いといわれる人は、10~15cm離れるでしょう

・床に付かなくても諦めないでください

・挙上し身体を伸ばしたまま、膝を曲げずお尻を浮かせます。

・浮かせた状態で二の腕を床に付くように伸びます

・付いたら、ゆっくりお尻を下ろしていきます

・その運動を毎日10回ほど行ってください

どんどんお尻を浮かせなくても二の腕が床に付くようになります。

大事なことは、勢いをつけて無理に上げないこと。

可動域を広げる運動は、ストレッチとは異なります。勢いをつけてしまうと筋肉に作用してしまいます。ゆっくり、少しづつ広げていくことが大切なのです。

 

 

 

 

 

 

Q5ゴルフは、全身を使うスポーツなので美容やスタイルアップにもつながると聞きましたが、本当ですか。

 


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カイロプラクティック開業して22年、姿勢矯正師の鈴木です。今回は、こんな質問をいただきました。

45歳でこれからゴルフを始めたいという女性の質問者さんです。

質問:子供にもそろそろ手が離れ、自分の時間ができるようになりました。知人の女性からゴルフを始めないかと薦められました。友達は始めてから3年ほどたって、120くらいでラウンドするそうです。

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すぐに追いつけるとは思ってないですが、一緒に楽しむことができますか。あと、美容や健康にも良いと言われます。その辺も教えてください。

答え:歳をとってからでも、仲間と楽しく続けられ、美容にも健康にも良いです

 ゴルフは、スコアよりも自分との戦いと良くいわれます。良くても悪くても、1日、同伴者と楽しく自然の中で過ごせるスポーツですから!

健康に良いのもまちがいないです。1ラウンドしてくれば、だいたい10km歩きます。

それだけ普通に歩けといわれても、なかなかできないですよね。

ゴルフのスイングについても、腰に負担がかかるともいわれていますが、それはやりすぎたりすればの話で、練習で100~200球くらい、ラウンドではせいぜい150スイングしかしないので、それほど負担にはなっていないのです。

また、スイングする動作も腰を回転することでウエストのシェープアップとか、かかと体重のアドレスはふくらはぎにも効果的です。このようにゴルフは身体的にも精神的にも健全なスポーツといえるのではないでしょうか。

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どんなスポーツでもいえることですが、やはり効率良く、最大限の効果を生むためには正しい姿勢からです。

正しい姿勢が生み出す関節の可動域、筋肉のパワフルな伸縮力は、技術を簡単にするとともに故障を減らします。楽しく,永く続けられるためにも姿勢を正すことをお勧めします。

簡単なチェックポイント:ゴルフの基本は正しい姿勢

正しいスイングをするためには、正しいフォームを身に着けること。

ゴルフのアドレスは、実は正しい立ち方につながるものがあります。

姿勢矯正師が教える正しい立ち方をまずつくります。そのままクラブを握り、少し膝を曲げるだけ。

形だけは100切りゴルファーですよ!